チェンマイのマーケットで、刺繍入りの小物や独特な衣装などをよく見かけますよね。それらを作っているのが、じつはチェンマイの山岳民族と言われるモン族で、チェンマイへ来たらモン族の村と首長族の村は、訪れておきたい観光名所になっています。ワットプラタート・ドイステープのついでに、ぜひ訪れてみてください。
目次
ドイ・プイ・トライバル・ヴィレッジ
モン族の村に何があるのかと言うと、ハンドメイドの商品が売られていたり、モン族の伝統衣装を着てお花畑で記念写真が撮れたり、美味しいカフェや飲食店があるなど、その文化を間近に感じながら楽しむことができる場所になっています。
モン族の村への行き方・場所・営業時間
場所は、旧市街地から約1時間、ワットプラタート・ドーイステープからは約20分、プーピン離宮からは約10分ほどの所にあります。営業時間は8時〜17時迄。
プーピン離宮より先は、途中分岐点があるので、この門を見かけたら、そのまま進んで行くとモン族の村に辿り着けます。右へ行くと、モン族の村を見下ろせるビューポイント。
ビューポイントには、売店が1つあって、見晴らしの良い所でした。
バイクや車で行くこともできますが、プーピン離宮より先は道幅が狭く、カーブも坂も強めで、景色に目を奪われてると崖から落ちてしまうくらい危険な地点もあるので、注意して向かってみてください。
ドイ・プイ・トライバル・ヴィレッジへ
村の入り口からは、両脇にお土産屋さんや飲食店が軒を連ね、そんな坂道を登って行くことになります。
駐車場側にも飲食店があって、ローカルプライスで良心的。
とにかく、モン族らしい刺繍入り商品の数々。チェンマイにいるからこそ、こういったものが似合うというのはあるんですよね。
カフェや果物も売られていたりして、休憩しながら買い物を楽しむことができます。
苺は、20B（約80円）ほど。
途中にもタイ料理屋さん。
右側のお花畑
そして、坂道を登った先は岐路になっていて、そこから右側へ行くと、トタン屋根の商店や博物館・お花畑・山頂カフェへ。左側へ行くと、また綺麗なお花畑や滝につづいています。
どちらも入場料は、10B（約40円）。
右側お花畑の風景。
2月とかイチゴだらけなチェンマイ。ストロベリーフェスティバルも2月中旬あたりに、少し西へ行ったサムーンで開催されていたので、チェックしてみてください。ステージが2箇所ほどあって、お昼からマーケットを展開して賑わっていました。
お茶もあって試飲を勧めてくるなど、熱心な販売員もいました。
トタン屋根の通路には、綿織物・スカーフ・民族衣装など、来た道と同じような光景。
値段は、都心やタイ南部の観光地と比べても、半額以下で買えたりするので安いです。
タイ人も日本人もたまに着てる、モン族衣装もたくさん。
エスニック柄の小物、10B（約40円）〜100B（約400円）。
その昔、モン族は迫害され、追われたことから、モン族と分からないように、文字文化を捨てた過去があったとか。そのため、刺繍には文字代わりに意味が込められているんだそうです。
同じようなお店がたくさんあるので、これは！という商品を見つけてみてください。
しばらく進むと、さらに道が分かれていて、お花畑と民族博物館へと続いています。
モン族の民族博物館。
モン族にも縄文時代のような文化があったのだなぁと、そんなイメージでした。
この日はタイ僧侶の遠足のようで、写真を撮ったりして楽しそうな雰囲気。現地の人でも、ここに来るんだなぁと眺めてました。
お花畑には、看板やベンチがあったりするので、記念撮影にもぜひ。
衣装のレンタルは、50B（約200円）。着ている服の上からサッと着る感じです。
モン族の村 山頂のカフェショップ
一番上まで上がるとカフェがあるので、村の自然に囲まれながら一休憩。
カフェから見える景色。以前あった家がなくなって、視界が広がっていました。
新しく増設されていたテラス。
入口には、お茶やブレスレットなど売られています。
コーヒーは、50B（約200円）〜100B（約400円）。
デザート風なトーストは、45B（160円）。その他デザートが、60B〜175B（約240円〜700円）。
近くで豆を干すなど、コーヒーにも力を入れてるモン族。クオリティは、比較的高めで美味しいです。
トーストは、家で作ったような味。
カフェの入口から見える景色。
右側お花畑を上から一望すると、こんな景色。
今度は来た道を戻りつつ、左側のお花畑へ。
左側のお花畑
左側のお花畑も綺麗。
ライチもたくさん売られていました。
ここでもスカーフ、50B〜100B（約200円〜400円）。
アクセサリーも多いです。
タイらしい服屋さん。
奥には、滝もあります。
ここでも皆さん楽しそうに、モン族衣装で記念写真でした。
ちょっとした見晴台での撮影もお勧めですよ。
まとめ
モン族の村は、お花畑や自然の風景を楽しめたり、刺繍入りの小物やスカーフ、服があるなど、それらが好きな女子にはいっそう楽しい所だと思います。
市街ではワロロット市場やナイトバザール、サンデーナイトマーケットでもモン族の売店を見かけるんですが、モン族の村の方が値段も安く、種類も豊富だったりするので、直にその文化を体験しながら、ぜひ楽しんでみてください。
