ここでは、サンデーナイトマーケットにある屋台料理についてご紹介していきます。最初に、特徴を知っておくことでより楽しめるので、チェックしてみてください。
目次
サンデーマーケット屋台の特徴
ポイント
- 4つの寺院に、屋台料理が集中。
- アクセスは、太平門からがお勧め。
- 毎週、定位置に出店。
- そこにしかない料理がある。
サンデーナイトマーケットには、屋台料理とお土産屋さんが半々くらいであるんですが、屋台料理が集中しているのは、おもに寺院の境内というのが大きな特徴になっています。
4つの寺院にあるフードセンター
境内にある屋台は、赤印の4カ所。とくに太平門側に集中しているので、まずは食べ物からという時、太平門からのアクセスがお勧めです。
飲食店も10数店舗隣接してるので、チェックしてみてください。
ワット パン・オン
最初にご紹介したいのは、サンデーマーケットの縮図とも思える、ワット パン・オン。最短でサンデーマーケットを楽しむなら、ここ行って帰っても良いくらい凝縮されてます。場所は、太平門から最寄りの左側にある寺院です。
この寺院には、20数店舗の屋台に囲まれるようにして、テーブル席は150席くらい。多くの観光客と、黄金に輝く仏塔と木々の緑、そしてお経が流れる仏教的雰囲気の中での食事は、タイならではなのでお勧めですよ。
パッタイ(タイの焼きそば)、50B(約200円)くらい。大きな鉄板で焼いてるのは、この場所くらい。
カオカームー(豚足の煮込みあんかけ)、60B(約250円)。
チェンマイ名物のカオソーイ、50B(約200円)。量は少なく屋台の味なので、有名店がお勧め。
バナナや春巻きのお店、25B〜40B(約100円〜160円)。
焼きとうもろこし、30B(約120円)。
ホイトート、50B(約200円)くらい。小麦粉を溶いた生地に、ムール貝を入れてカリカリに焼いた料理。意外にも人気店で並んでいたりします。
その他、餃子・串焼き・たこ焼き・麺類など。
ワット ムーン・ラーン
ワット ムーン・ラーンには、テーブル席は60席ほど。敷地は狭いですが、いつ来ても満員なイメージです。(※コロナ明けに来てみたら、各寺院テーブル席がかなり増えてました。)
この料理のために寄っていたほど、ラーメンにはない良さがある麺も。
カレーヌードルは、30B(約120円)。タイのグリーンカレーは、美味しくも激辛。
この寺院にしかない屋台料理で大賑わい。
パイナップル屋さん、1個30B(約120円)。
サトウキビのジュースがあるのもこの寺院くらい。50B(200円)。海鮮系が多かったり、中国人ウケしそうな料理があるイメージなので、チェックしてみてください。
ワット・サムパオ
ワット・サムパオは、ワット・ムーンラーンの隣にある寺院で、屋台は20数店舗・テーブル席は60席くらい。ここもまた、この寺院にしかないタイ料理があったり、屋内マッサージ屋さんがあるのが特徴です。
2018年の様子。
2023年は、以前なかった小さなテーブル席が、通路にたくさん出現して、食事が快適になっていました。
ポークリブやイカ焼き、ポテト・ソーセージ・つくね・サンドイッチ・ジュースなどあります。
ワット・シークート
ワット・シークートは、ワット・プラシンと警察署の間にある寺院で、テーブル席は100席ほどあって、ワット パン・オンに次いで広いです。
個人的には、ワット・パンオンと同じか、その次くらいに料理のバリエーションが興味深い場所。
入り口付近には、デザート屋さん。タイの大判焼き、10B(約40円)。
タイクレープ、10B(約40円)。
オリジナルジュースが作れる屋台。詰めすぎると料金加算されますが、それでも破格な50B(約200円)。コロナ明けから各所に出現してる新スタイルで、いろんな味が楽しめます。
アボカドスムージーは、40B(約160円)。タイ全土で異常に流行っていることに驚きつつ、美味しいのでよく注文していました。アボカドの成分グルタチオンは、酸化グラフェンの解毒にも良いことから、おそらく仏様による導きがあるんだと思います。
B.B.Q、一串10B〜25B(約40円〜100円)。
ここにもお寿司屋さん。
焼き鳥屋さん。
麺類、50B(約200円)。
串物、一つ10B(約40円)。
ダーツゲーム、20B(100円)。
オースワン(牡蠣と卵の料理)50B(約200円。
フライドチキンなど。
屋台は毎週定位置で出店していて、寺院毎に特徴があるので、4つの寺院をぜひ廻ってみてください。
その他サンデーマーケットにある屋台料理
タイの焼きそばパッタイ、40B(約160円)。
タイの焼売のようなお店。
えのきに豚肉を巻いたもの。なかなか人気でした。
焼き鳥・イカ焼・エビなど、20B(約80円)〜100B(約400円)。
タイ風お寿司。ネタ・シャリも小さく、お酢は効いてないうえに、醤油は甘くて少し残念な味。せめて醤油は辛口に、シャリのお酢・塩・砂糖の配分をしっかり改良すると良くなるのだが。
一個5B(約20円)〜10B(約40円)。
たこ焼きは、5個で30B (約120円)。ソース・マヨネーズは甘く、生地はまるでパンケーキのよう。やはり出汁をきかせて、生地 1 : 水 4 くらいの配布で素早く焼くと、タイのたこ焼きも変わるはず。
牡蠣をいれたたこ焼きもありました。
昔の日本のケーキのような見た目、一個45B(約180円)。
ショッピングモールにも出店している、良さげなケーキ屋さんもいます。
タイ東北部イサーン地方のソーセージ料理ネーム10B(約40円)。豚肉ともち米・ニンニク・唐辛子を混ぜて、数日間発酵させてから焼いた、酸味と辛味のあるソーセージ。
焼き鳥やソーセージなど、25B(約100円)。
タイといえば人気のジュース屋さん、30B(約120円)くらい。クオリティは、場所によって違うので吟味してみてください。しかし、果糖ぶどう糖液糖(遺伝子組み替えコーンシロップ)を結構いれてるので、気になる方は「マイサイナムターン(砂糖入れないで)」と言えば除いてくれますよ。
タイのみかんジュース15B(約60円)やココナッツ30B(120円)。真ん中にあるパッションフルーツは、種がパリパリとして美味しいです。ただ100%と思いきや、砂糖入りなものもあるので、目の前で生搾りしてるジュース屋さんがお勧め。
ガクフルーツのジュース、30B(約120円)。高い栄養価を謳った文言の数々。どうやら、トマトの数十倍のリコピン・人参の10倍以上のβカロチン・ビタミンA・E・亜鉛などを豊富に含む、天国の果実なんだとか。日差しの強いタイでは、抗酸化に良さそうです。
揚げ餃子、5個で45B(約180円)。無難に美味しいイメージ。
イカフライ、100B(約400円)。タイに来るとイカ料理が至る所にあるので、日本にいる時と比べると何倍もイカを食べることになるんですが、どこも安定のクオリティで美味しいです。
昆虫類のフライもあります、20B(約80円)から。(※昆虫類は、キチンという消化に問題ある物質を含んでいるため要注意。とくにコオロギは、聖書や中国の歴史書に、避けるべき食材との記載あり。)
揚げたサンドイッチ、一個15B(約60円)。砂糖が入ってなければ美味しいのに、甘くて残念だったりします。
アイスクリーム屋さん、35B(約140円)くらい。
グリルエッグ、15B(約60円)。卵に出汁と具材を入れて焼いた卵料理。日本の想像する味とは少し違うものの、タイ風で美味しいです。
ソーセージ類、10B(約40円)。
焼きバナナ、10B(約40円)。バナナがお芋になってしまったような、酸味と甘味のあるデザート。
フライドポテト、25B(約100円)。タイのポテトは量が多く、味付けのバリエーションも魅力。
魚のつくねや豆腐のような串物、10B(約40円)くらい。
串焼き20B(約80円)〜30B(約120円)。
学生さんも、シンプルなデザート屋さんを営業していたりします。
エッグタルト、一個10B(約40円)。タイでは日本以上に大人気なようで、いろんな所で見かけます。
サンドイッチやパンは、20B(約80円)くらい。タイのパンは、とにかく甘くてボソボソし、これなら大丈夫と買った惣菜系のパンですら砂糖入りで驚くんですが、昔ながらのパンが好きな人には良いかもです。
サタデーマーケットでも最奥で出店しているイカ焼き職人の屋台、一本10B(約40円)。焼き上げてからかけてくれる調味料は、美味しくも辛すぎて、食後は口が数分辛い味。
5B(約20円)のイカ焼きもあります。
カオニャオマムアン、50B(約200円)。マンゴーともち米に、甘いココナッツミルクをかけたタイの代表的デザート。どこも安定のクオリティです。
まとめ
以上大まかな、サンデーナイトマーケットにある屋台料理のご紹介でした。大半の屋台料理が、境内にあると知ってるだけでも、より楽しめると思います。とくにワット パン・オンはフードエリアだけでなく、その賑やかな雰囲気は格別なのでお勧めですよ。