チェンマイでは、中国の旧正月になると各地でイベントが開催されます。中国人観光客もいっそう増え始め、とくにMAYAやワロロット市場はお祭りが開催されていたので、その様子をご紹介します。
目次
チェンマイ 中国旧正月
チェンマイでは、春節にあたる日曜日の3日前から、ワロロット市場を中心にお祭りで賑わっていました。その他、チェンマイ各地のショッピングモールでも、ミニイベントが開催されていたのでチェックしてみてください。
チャイニーズニューイヤー前後のイベント
2021年のチャイニーズニューイヤー 前後のイベント
チャイニーズニューイヤーの見所
ワロロット市場の様子
ワロロット市場は、太平門から東へ歩いて15分くらいの所にある、チェンマイで最も歴史ある市場で、春節の営業時間は9時〜24時くらいでした。
この辺りは、赤いソンテウがよく巡回する通りなので、赤いソンテウを見かけたら乗り込んでみてください。運賃は、一人30B(105円)。
初日のお昼に訪れてみると、道路は閉鎖されて、道の真ん中にはテーブル席、そして脇には隙間なく屋台が展開していました。
いつもお昼に屋台はないので、この光景があるのは年間を通じても春節の時期だけ。
古めかしくごちゃごちゃして、活気があるワロロット市場。建物は古く、何かと行き届いてない雰囲気なタイだけど、料理は熟練されているものもあったりします。
サトウキビジュース20B(約70円)。ふだんはあまり見かけないサトウキビジュースが2カ所ほど出店しては、この光景が名物のようになっていました。
片付ける気のない雰囲気が、またタイらしいです。
隣接する建物には、チェンマイでも底値の安さでお土産・食品・日用品などを買うことができるのでチェックしてみてください。
夜になるとますます大混雑。
ふだんは呼び込みをしないタイ人が、この時ばかりは活気がありました。
屋台はタイ料理や、やや中国人受けしそうな料理の数々。
タイの焼きそばパッタイ、40B(140円)〜。
デニムショップが多いです。
建物内もチェンマイでも底値な食料品や衣料品。
家族団欒なタイ人たちの姿。
関帝廟
旧市街地から最寄りの関帝廟。
関帝廟周辺は、タイ風な中華街といった雰囲気で、不思議(ごちゃごちゃ)な雰囲気でした。
いつもは通らないワロロット市場の裏道。
ミスチャイナタウンコンテスト
1日目と2日目は、夜19時くらいになるとキッズ達によるミスコンテストが開催していて、最終日22時頃からは、ミスチャイナタウンコンテストが開催されていました。
受賞式が終わり、しばらく舞台に残るミスチャイナタウン達。この後、間を置かずして右側で獅子舞が始まるんですが、太鼓が鳴らされ始めるとミスチャイナタウン達はあっという間に注目されなくなりつつも、お客さんとニコニコ写真撮影。
春節恒例の獅子舞
最終日23時頃。ミスチャイナタウンコンテスト終了直後、太鼓が景気良く叩かれ始め、中国伝統の獅子舞でチャイニーズニューイヤー最後の盛り上がりを見せていました。
始まった瞬間を撮らえたものです。
2人1組の連携が見事でした。
MAYA編 (チャイニーズニューイヤー)
一方、チェンマイで有名なショッピングモールMAYA周辺も、イベントが開催されていました。MAYAは、チェンマイのお祭りがある時にはいつも特設ステージや屋台が出現するなど、何かと注目のショッピングモールなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
MAYAとOne Nimanの間にある屋台では、たくさんの中国人たちが賑やかに食事する光景。
MAYAで開催されるステージショー、ミュージックライブ
MAYAのステージでは、初日からイベントが開催していて、とくに盛り上がったのが最終日19時〜22時までの3時間でした。最大の見所の一つと言っても良いくらいの予想外の盛り上がっていて、中国の演劇者によるステージショーは面白かったです。
中国の有名人なのでは?というくらい、会場を盛り上げる司会者。
会場前には、たくさんのテーブル席が用意されて、ご飯を食べながらショーを観る中国人たち。
春節を祝うために来ていた中国の演劇者達の動きは、ゆっくり動くタイの演劇とは違ってキレキレでした。
まとめ
このお祭りを知ったのは数日前で、街中にチャイニーズニューイヤーと書かれたポスターがあったことから知ったのがきっかけでした。ワロロット市場限定のお祭りなのかなと思っていたら、MAYA(メーヤー)などの各デパートで軽くイベントがあったりして、とくに最終日のMAYAのステージショーは必見なほどでした。その後は、ワロロット市場のミスコンテスト、最後の獅子舞で盛り上がっていたので、春節の時期にチェンマイを訪れる方は、ぜひ楽しんでみてください。