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【チェンマイの年末年始】年越しカウントダウンでコムローイ

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年末年始は、チェンマイで過そうという方もいるかと思います。チェンマイでは、とくにクリスマスから年末にかけて、街全体が盛り上がるのでチェックしてみてください。

目次

大晦日の年越しカウントダウン

チェンマイというと世界的に有名な、夜空にランタンを打ち上げるコムローイ祭り、川の女神に感謝するロイクラトン(イーペン祭)を知ってる方は多いのではないでしょうか。そんなコムローイの打ち上げが、大晦日にも見れてしまいます。

この時期の気温は、15°〜30°前後と寒暖差があるので朝晩は肌寒く、日中は汗ばむほどに暑いです。基本的に夏の格好で大丈夫ですが、乗り物などに乗る時は、長袖や薄いジャケットがあると快適ですよ。

大晦日の21時頃、まさかのコムローイに気づいて、どこから上げているんだろう?と驚きでした。ランタンを追いかけてみると、太平門にはたくさんの人が集まってコムローイを放っていたんです。

23時頃の太平門の様子。近年は、特設ステージができて、運営が年越しカウントダウンを盛り上げているようなので楽しんでみてください。

コムローイは3時間ほど、夜空を浮遊していました。

2019年末は、コムローイの販売が取り締まわれていたようで、それでもランタンをたくさん抱えたタイ人に近づくと普通に販売してくれました。小さい物で50B(約200円)、大きい物で100B(約400円)。

カウントダウン前後の太平門は、ロイクラトン(イーペン祭)よりも混み合って、一年の内のどんな日よりも大混雑でした。

2020年の様子。1:00くらいから、新年を迎え盛り上がります。

2019年の様子。1:30くらいから新年。

規制にもかかわらず、コムローイも花火も打ち上がってしまう、タイらしい大晦日でした。

サンデーマーケットが連日開催

もう一つ驚いたことは、年末には連日サンデーナイトマーケットが開催されていたこと。どうやら年末は、曜日関係なく開催されるようなので、ぜひ訪れてみてください。今年は、29日・30日・31日予想です。

コムローイが舞う中で開催されるサンデーナイトマーケットは、チェンマイの文化が旧市街地に凝縮されたような賑わいで、各寺院も深夜まで賑わっては、タイ僧侶が総出なんていう日は大晦日にしかないので必見ですよ。

メインストリート(ラーチャダムヌーン通り)の様子。前方には、太平門とコムローイ。

三王像広場では、毎年ライブが開催されていたり、クリスマスからイルミネーションアートが飾られていました。

年末のサタデーマーケットにも注目

そして、年末の最終土曜日に開催されるサタデーナイトマーケットも必見。とくにワット・シースパンでは、19時頃からタイ伝統の仮面舞踏劇ラーマキエンが短時間公演をしていたり、そのほか武芸や演奏会もあったので、チェックしてみてください。

今年2024年は、12月28日が最終土曜日にあたるため注目です。年末の装飾は必見ですよ。

大晦日の寺院は格別

大晦日は、朝からいつも以上に多くのタイ僧侶の姿を見かけては、各地盛り上がっていたので、その様子をご紹介していきます。

ワット プラシン

最初に訪れたのは、第1級王室寺院のワット・プラシン。午前中の本堂では、タイ僧侶によるアナウンスが流れては、多くの参拝者の姿がありました。

境内でもアナウンスが流れながら、管弦楽を演奏する人達の姿。

タイ僧侶は、各所のお堂を参拝していました。

夜も賑やか。左側は屋台料理、右側はお土産屋さんが並んで、年々ランタンが増えていくチェンマイ。

深夜には多くの人がワット・プラシンに集まっては、法話アナウンスや管弦楽を聴きながら、新年を迎えようとする静かな姿がありました。

ワット・スアンドーク

ワット・スアンドークは、1383年ラーンナー王朝時代のクーナー王によって建立された、釈迦の遺骨が納められているという、48mの仏塔がある「花園の寺」と呼ばれる寺院。

堂内は有料で20B (約80円)。金色の仏像に、赤い絨毯などの装飾が綺麗で、数多くある寺院の中でも煌びやかです。

ワット プラタート・ドーイステープ

そしてタイ全土から、この山頂寺院を目指して参拝者が訪れるというワット プラタート・ドーイステープ。年末はとくに大混雑でした。

仏陀・善行・僧侶に対して、感謝とお祈りを捧げながら仏塔を三周する人々の姿。

20B(約80円)ほどのタンブン(寄付)をしてお花を貰い、各所で感謝とお祈りをするのも良いと思います。

プーピン離宮

そして、ドーイステープからさらに10分ほど山奥へ行くと、プーピン離宮というタイ王室現役の庭園があります。

王室の静養地を散歩できるといった観光スポットになっているので、興味あれば訪れてみてください。広大な敷地と、手入れの行き届いたお花や木々が綺麗でした。

少し北へ行ったところにあるシリキット王妃植物園には、ここより大規模な植物園があるので、こちらもお勧めですよ。いくつか映えスポットもあり、タイならではの自然や植物が楽しめます。

モン族の村

さらに、プーピン離宮から10分ほど山奥へ行くとモン族の村があります。

道の両脇には商店が軒を連ね、モン族の文化を感じながら、お買い物をしたり、お食事を楽しむところになっています。

興味深い商品の数々。

奥へ進むと、村を見渡せるカフェがあったり、綺麗なお花畑があります。

カフェからの景色。モン族は、コーヒーに力を入れてるようです。

衣装は、50B(約200円)でレンタルできるので、記念撮影にもぜひ。

メーサーエレファントキャンプ

そしてチェンマイといえば、象さんと楽しむことができるメーサーエレファントキャンプ。【営業時間9:00〜15:30】その他にも、数ヶ所あるのでチェックしてみてください。

象乗り・餌やり・ショーなど、各種アトラクションが選べます。

タイガーキングダム

さらに、トラと戯れることができる、タイガーキングダム もあります。【営業時間9:00〜17:00】飼育員から英語で注意点が説明されるので、それを守りつつ記念撮影。飼育員は雑談してきたり、もっとこうしたら良い写真撮れるとか、タイらしい気さくな方達でした。

象さんと比べると料金高いですが、8千円〜3万円くらいのコースがあるので、撮りたいトラと楽しんでみてください。

タイガーキングダムレストランからの眺めもお勧め。

One Nimman 広場

夜21時〜22時頃のOne Nimman広場では、運営が会場を巻き込んだクイズや、物まねゲームをしていて楽しそうでした。深夜過ぎまでミュージックライブも開催していたので、ここもチェックしてみてください。

MAYA周辺の屋台群

大晦日のMAYA付近も、クリスマスから連日の屋台で賑やか。

セントラルフェスティバル

セントラルフェスティバルでは、毎年野外でカウントダウンライブが開催されています。ここも多くの人で混み合っては、キャッチーなタイポップとMCが会場を盛り上げていました。

個人的には、チェンマイで総合1位なショッピングモールで、地下の売り場や、1階の広場で開催されるショーなど見所です。

チェンマイの大晦日は、日本とはまた違うお祭りな雰囲気。

ワット パン・タオ

ランタンが美しいワット パン・タオは、2023年2月に訪れてみたら、更地になっていたので残念でした。以前は22時頃に、この場所に来ると仏像の前では僧侶達のお経を唱える姿と、それを見守る観光客の姿がありました。

頭に白い紐を巻きつけて、皆さん厳かな雰囲気。

2時間くらいお経を唱えていたと思います。

ワット チェディルアン

旧市街地の真ん中に位置する、チェンマイで最大の仏塔がある、ワット チェディルアンの様子。

ここでも新年を迎えようとする、静かなタイ人の姿がありました。

ワット・チェディルアンの雰囲気も興味深く、年越しの様子を見てみたいほどでした。

まとめ

年末をチェンマイで過ごすという方に、その魅力をお伝えしてみました。大晦日は、タイ全土や海外からも多くの人々が集まり賑わう時期で、年間を通しても各寺院がここまでに一日中盛り上がる日も他になく、ある意味でロイクラトン(イーペン祭)以上なものがありました。見所がたくさんで廻りきれないほどの一日になると思いますが、夕方からは旧市街地を中心に、各寺院へ参拝や、太平門での年越しを楽しんでみてください。

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